2000年5月、郷土を愛する酒販店の仲間が、「千葉発日本一の美酒を目指して!」を合い言葉に千葉県酒おこしネットワーク「友醸会」を結成しました。私たちは千葉から全国に誇れる地酒をプロデュースしていきます。私たちの活動を応援してください。
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3月16日読売新聞千葉版
■メディアでの紹介
3月16日 読売新聞千葉版掲載より全文引用

全国に誇る千葉の美酒が誕生 


若手酒販店経営者グループが2年がかりで

「遊我月酔」の出荷準備をする宮川さんたち

 全国に誇れる千葉の美酒を造ろうと、県内の酒おこしネットワーク「友醸会(ゆうじょうかい)」(高島輝和代表)が二年がかりで造った新酒「遊我月酔(ゆうがげっすい)」が、一宮町東浪見の稲花(いなはな)酒造(秋場純子社長)で誕生し、あす十七日、同町一宮のホテル「一宮館」でお披露目の新酒発表会が開かれる。

 友醸会は、銚子市野尻町で酒販売店を経営する高島代表(45)が、「千葉は水が悪くて気温が高い。良い酒はできない」との評判に反発し、「千葉のうまい酒を全国に知らせたい」と同業者に呼びかけ、二〇〇〇年五月、千葉、船橋、成田市などの若手酒販店経営者七人で発足させた。県内に約四十ある蔵元から酒を取り寄せて、何度も試飲会や酒蔵見学を行い、調査した結果、稲花酒造醸造の「稲花正宗」が、含み香の高い、芳醇(ほうじゅん)で繊細な味わいがあるとして、新酒の蔵元に選んだ。

 新酒「遊我月酔」は特別純米酒。今年一月に仕込み、二月中旬にしぼって寝かせていた。杜氏(とうじ)の宮川純さん(60)は「注文を受けて一年間じっくり考えて造った。ほのかな香りとまろやかな味、のど越しもさわやかなことが特徴」と出来栄えを話す。酒と詩をこよなく愛した唐の李白の漢詩をもとに「遊我月酔」と命名。「一人孤独に我の想(おも)いに遊びながら、月に酔い、酒に酔う」という世界を表現しているという。価格は一・八リットル瓶で二千五百円。

 十七日は、午前九時から同酒造会社の酒蔵見学会、正午過ぎから一宮館で新酒発表会が開かれる。問い合わせは、酒のたかしま(0479・33・2075)か、稲花酒造(0475・42・3134)へ。


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